ロジカルシンキング

ロジカルシンキングのフレームワーク85種類【85枚の図解で解説】

よくある疑問

  • フレームワークって何?
  • フレームワークってどんな種類があるの?
  • フレームワークってどうやって使うの?

 

以前の僕は、売上管理・経費管理・従業員のモチベーション管理など、毎日仕事に追われていましたが

ロジカルシンキングのフレームワークを学んだことで業務を「図解で整理」したり「優先度」を決めたり、

自分で考える力がついて効率的に仕事ができるようになりました。

 

本記事では、ロジカルシンキングのフレームワーク85種類を85枚の画像を使って、図解で誰でもわかるように簡単に解説していきます。

 

こんな方におすすめ

  • ロジカルシンキングを学びたい新社会人
  • 自分で考える力を身につけたい人
  • ロジカルシンキングを学びたいけど具体的に何をすればいいかわからない人

 

この記事の信頼性

この記事を書いている僕は、本業は東証プライム上場企業の管理職を務めています。

  • 上場企業の管理職
  • 200名以上の従業員マネジメント経験
  • 現在はIT企画部門
  • 10億円以上のプロジェクト担当
  • 経営層に向けたプレゼンが日常業務

業務はこんな感じです。

フレームワークを使うことは、通常業務で必須レベルです。

(Twitter:@logithin_labo

ぽてと

 

本記事で解説している85種類の
フレームワークのテンプレは、

有料ですがこちらでダウンロード可能です。

980円ですが、キレイなアウトプット・
資料作成をしたい人にはおすすめです。

もし興味がある方は下記noteをご覧ください。

 

 

タップできる目次

ロジカルシンキングのフレームワークとは?

 

 疑問:そもそもフレームワークって何?

「ロジカルシンキングは聞いたことあるけど、フレームワークって何?」

はじめに上記の疑問に答えていきます。

 

フレームワークとは、簡単に言うとロジカルシンキングの「枠組み」のことです。

 

疑問:フレームワークがあると何がいいの?

「枠組みって言われてもイメージしづらい…」

これだけ聞いても上記のように思う人もいるかと思います。

 

スポーツでも練習量に比例して上手になっていくように、ロジカルシンキングも練習しないと上手になれません。

そして、鍛える=量をこなすです。

 

フレームワークという骨格があることで量をこなすことができます。

 

仕事ができる人とは「少ない時間で多くの量をこなす人」「限られたエネルギーで大きな成果を出す人」のことです。

つまり、量と質の関係ですね。

 

効率的に仕事をこなすには「より効率的に」「よりはやく」頭を回転させて考える力が必要です。

フレームワークは、それらを助けてくれる役割があります。

 

次章以降で詳しく解説していきます。

ぽてと

 

ロジカルシンキングのフレームワークを学ぶメリット2つ

ロジカルシンキングのフレームワークを学ぶメリットは大きく2つあります。

 

  1. 考える範囲が制限されて思考スピードが上がる
  2. よくある悩みは考え方が決まっている

 

フレームワークという枠組みがあることで、上記の2つの効果を得ることができます。

 

メリット①:考える範囲が制限されて思考スピードが上がる

フレームワークという枠組みがあることで、考える範囲が制限されて思考がスムーズになります。

 

言葉だけだとイメージしづらいので図解していきます。

 

 

例えば、あなたが会社で「当社の売上を上げる方法をプレゼンせよ」とオーダーされたときに何を考えますか?

僕だったら左側のように考える範囲が広すぎてテンパります。

 

しかし、フレームワークを知っているとこれが解決されます。

図の右側は3C分析というフレームワークですが、自社の分析に使われるフレームワークです。

3C分析では「自社・競合・顧客」の3つのことを考えればいいので考える範囲が限定されて分析しやすいです。

 

上記のように、思考の範囲を制限することでスピードが格段に上がります。

 

メリット②:よくある悩みは考え方が決まっている

そもそもフレームワークとは、ビジネスシーンでよくある悩みを形にしたものです。

 

  • 問題を発見したい:As is / To be、6W2H など
  • 問題を整理したい:ロジックツリー、課題設定シート など
  • 顧客分析をしたい:RFM分析、カスタマージャーニーマップ など

 

上記は一例ですが、

多くの人がつまづくポイントだからこそノウハウが集まって形になっているのがフレームワークです。

 

ゆえに、フレームワークを知っている=悩み解決につながりやすいです。

 

結論:フレームワークを使うと思考がスムーズになる

ここまでのまとめです。

 

  • フレームワーク=枠組み
  • 枠組みがあることで考える範囲が制限される
  • パターン別で考える範囲を制限したものがフレームワーク

 

上記のようになります。

ロジカルシンキング力を鍛えるには「考える量」をこなしていくことが必要です。

量をこなすには迷う時間を減らして思考をスムーズにする。そのためにはフレームワークが必要です。

 

次章からは具体的なフレームワークの種類を解説していきます。

まずは上記を頭に入れておきましょう。

ぽてと

 

ロジカルシンキングのフレームワーク85種類を85枚の画像つきで簡単に解説

 

疑問:フレームワークってどんな種類があるの?

 

本章は、具体的に85種類のフレームワークを

用途別に紹介しつつ、その用途を簡単に解説していきます。

 

興味のあるところだけみても全然OKです。

ぽてと

 

用途①:思考の基本フレームワーク4選

 

まずはじめに思考の基本的なフレームワーク4選を紹介します。

この4つは、これから説明する85種類のフレームワーク全てに使える、ロジカルシンキング超基礎的な概念です。

 

おさえておきましょう!

ぽてと

 

01:So What?(つまり?)/Why So?(なぜ?)

 

3行で簡単解説

  • 「主張」と「根拠」を探るための思考法です
  • 「つまり?」「なぜ?」と掘り下げて結論、原因を探る
  • すべての考え方に通ずるロジカルシンキングの基本です

 

02:帰納法

 

3行で簡単解説

  • 複数の事実を列挙し、共通点から結論を導きだす考え方
  • 事例、データ、証拠など事実を元に考える方法
  • 事実そのものに誤りがあると成立しないので注意が必要です

 

 

03:演繹法

 

3行で簡単解説

  • 一般的な前提をもとに結論を導き出す方法
  • 方針やルール、基準などが存在することを前提とする
  • 方針、ルールなどを前提とするのでそれ自体に誤りがあると成立しないの注意が必要です

 

 

04:空・雨・傘

 

3行で簡単解説

  • 論理思考を簡単な3段階で考えるフレームワークです
  • 空(事実)→雨(解釈)→傘(結論)で物事を俯瞰してみることができる
  • 資料作成や文章を書く際にも活用できる汎用性の高いものです

 

 

用途②:問題をあぶり出すフレームワーク5選

 

本章は問題をあぶり出すフレームワーク6選を紹介します。

あるべき理想の姿と現状を比較し、問題を目に見えるようにしていきます。

 

05:As is/To be

 

3行で簡単解説

  • あるべき理想の姿と現状のギャップを可視化します
  • 現状について正しく把握し、何が問題かを理解します
  • 問題があることをチームやメンバーと共有できます

 

 

06:5W1H

3行で簡単解説

  • 情報を網羅的に伝えるための6つの見出しです
  • 「時間」「場所」「主体」「物」「理由」「手段」の6つで整理します
  • 論理整理、文章構成、意見出しなど様々な用途で使用できます

 

 

07:6W2H

 

3行で簡単解説

  • 8つの問で問題を多面的にとらえることができます
  • 思考をひろげて、曖昧なもの認識したらその問題を深掘りしていきます
  • 問題やテーマについて言語化、文章化できるレベルまで思考をひろげることができます

 

 

08:なぜなぜ分析

 

3行で簡単解説

  • 問題の原因を深掘りできます
  • 「なぜ?」を最低でも5回以上くり返しましょう
  • 矛盾せず論理が成立しているか整理することができます

 

 

09:コントロール可能/不可能

 

3行で簡単解説

  • 自分たちで「変えられるもの」を知ることができます
  • 逆に「変えられないもの」も認識して切り捨てることができます
  • コントロール可能なものに絞って解決策を考えていきます

 

 

用途③:問題を整理するフレームワーク6選

 

本章では、問題を整理するフレームワーク6選を紹介していきます。

問題をあぶり出したら、次は問題と、それに付随する情報を整理することが必要です。

 

10:MECE

 

3行で簡単解説

  • 「モレなく」「ダブりなく」を整理するための考え方
  • 話しの重複、モレ、ズレなどを最小にしていく
  • すべての考え方に通ずるロジカルシンキングの基本です

 

 

11:ロジックツリー

 

3行で簡単解説

  • 情報を階層化して整理することで全体感を把握していきます
  • 「なぜ?」「どうやって?」と分解していくことで情報を整理していきます
  • 分析は左から、実際の行動は右から実施していきます

 

 

12:ピラミッドストラクチャー

 

3行で簡単解説

  • 情報を階層化して整理することで全体感を把握していきます
  • 「結論」と「根拠」を整理するためのフレームワーク
  • 説明や説得のために使われることが多いです

 

ロジックツリーとほぼ同じですが

結論から根拠を整理するのがピラミッドストラクチャー

ロジックツリーは、主張と根拠の関係を整理する

という違いがあります。

ぽてと

 

13:課題設定シート

 

3行で簡単解説

  • 問題を解決するために取り組むべきことを整理します
  • 実現可能な課題設定がされているか確認します
  • 課題の方向性はひとつだけなのか?複数設定されているか?も検討します

 

 

14:マトリクス図

 

3行で簡単解説

  • 2つ以上の要素を組み合わせて関連性を整理します
  • 縦軸、横軸で分類された表で情報を整理します
  • パッとノートに書いて、図解で頭の整理をすることができます

 

 

15:ベン図

 

3行で簡単解説

  • 複数の要素を円で表現して、関係性を比較・分析します
  • 集合図や論理図ともいわれます
  • 被りの領域を判断することができます

 

 

用途④:優先順位を決めるフレームワーク2選

 

本章では、優先順位を決めるフレームワーク2選を紹介します。

問題を整理したら、取り組む課題の優先順位を考えていきます。

 

16:緊急度/重要度マトリクス

 

3行で簡単解説

  • 課題の優先度を可視化してマッピングすることで考えます
  • 課題の緊急度と重要度の測り方をチームやメンバーと共有できます
  • 課題を定量的にとらえることが可能です

 

 

17:意思決定マトリクス

 

3行で簡単解説

  • 定量的・客観的に選択肢を評価することができます
  • 定量的=誰でもわかる状態です
  • 何に着手するかアンケート形式で決定できます

 

 

用途⑤:マクロ環境・自社分析のフレームワーク5選

本章では、マクロ環境や自社分析に使用するフレームワーク5選を紹介します。

世の中や業界の動きを知り、自社の現在の状態を客観的に把握することができます。

 

18:3C分析

 

3行で簡単解説

  • 「顧客」「自社」「競合」の3視点で分析します
  • 3Cを取り巻くマクロ環境も把握することで分析の精度を上げていきます
  • 徹底的に「事実」を集めて分析していきます

 

 

19:PEST分析

 

3行で簡単解説

  • 4つの視点でマクロ的な変化を分析します
  • 世の中のトレンドとなっているキーワードを把握します
  • 自社に大きな影響を及ぼしそうな要素を確認します

 

 

20:ファイブフォース分析

 

3行で簡単解説

  • 業界の競争構図を5つの要素で可視化します
  • 業界内外の競争が発生する要因を洗い出します
  • この業界に参入するチャンスや撤退する根拠を集めます

 

 

21:VRIO分析

 

3行で簡単解説

  • 4つの視点で自社の競争優位性を分析します
  • 自社の持っている経営資源を可視化することができます
  • また、自社の特徴や強みも把握することができます

 

 

22:SWOT分析

 

3行で簡単解説

  • 自社の強みと弱みを把握します
  • 自社の強みや弱みが業界にもたらす好影響や悪影響を想定することができます
  • 上記から機会(チャンス)と脅威(ピンチ)を洗い出すことができます

 

 

用途⑥:顧客を分析するフレームワーク5選

 

本章では、顧客を分析するフレームワーク6選を紹介していきます。

顧客目線に立つ方法、顧客についてイメージを深める方法です。

 

23:パレート分析

 

3行で簡単解説

  • 顧客の全体像と貢献度の高い顧客を可視化します
  • 自社が優遇すべき顧客を把握します
  • 貢献度の高い顧客とは?という目的設定が可能です

 

24:RFM分析

 

3行で簡単解説

  • 自社の顧客情報を分析して優良顧客を特定します
  • 潜在的に優良顧客になりえる層を把握することでアプローチできます
  • 売上に効果が出やすい要素を整理することができます

 

25:ペルソナ

 

3行で簡単解説

  • ターゲットを明確にし、詳しくイメージすることができます
  • 人物像を想像できるレベルまで言語化します
  • 人物像をイメージすることでアプローチの仕方の思考が加速します

 

26:共感マップ

 

3行で簡単解説

  • ターゲットの置かれている状況や気持ちを把握します
  • ペルソナと合わせて使うことで効果UP
  • ペルソナで設定した人物像をより深く考察できます

 

27:カスタマージャーニーマップ

 

3行で簡単解説

  • 認知から行動に移るまでの一連の流れを分析します
  • 顧客が一連の流れの中で判断するタイミングや、その原因等を可視化できmさう
  • ストーリーが飛躍せずつながりが自然か見ていきます

 

用途⑦:競合を分析するフレームワーク5選

 

本章では、競合を分析するフレームワーク5選を紹介していきます。

自社にとっての競合は誰なのか?

競合を知ることで自社への理解をより深めていきます。

 

28:4P分析

 

3行で簡単解説

  • 競合のマーケティング戦略を分析します
  • 競合の成功要因や失敗要因を把握できます
  • 自社製品やサービスのマーケティング戦略にも活用できます

 

 

29:4P+誰に何を分析

 

3行で簡単解説

  • 各競合の大まかな戦略の概要を把握します
  • 自社の競合となる数社を選んで実際に調査します
  • 各競合の戦略概要を横並びで整理して自社の戦い方を考えていきます

 

30:バリューチェーン分析

 

3行で簡単解説

  • 事業の運営プロセスが分解して分析します
  • 各活動工程の工夫点と、そのために必要なコスト等を把握できます
  • 競合ごとの特徴を整理することができます

 

31:サプライチェーン分析

 

3行で簡単解説

  • 製品の原価調達→生産→消費までの一連の流れを把握します
  • 自社だけでなく、他社をまたいでモノの流れを整理します
  • 一連の流れを最適化することをサプライチェーンマネジメントといいます

 

32:コア・コンピタンス分析

 

3行で簡単解説

  • 他社の強みを知り、自社にしかない強みを分析します
  • 各社の強みとその源泉となる部分を把握します
  • 他社と比較したうえで、自社の強みは何か?思考します

 

用途⑧:制限なくアイデアを発想するフレームワーク6選

 

本章では、制限なくアイデアを発想するフレームワーク6選を紹介していきます。

3C分析が完了したら、実際に戦い方を考えていきますが、戦い方のアイデアの種となる選択肢を量産していきましょう。

 

33:ブレインライティング

 

3行で簡単解説

  • 他者のアイデアをヒントに発想をひろげていきます
  • 議論に参加しているメンバーそれぞれの視点を活かしてアイデアを量産します
  • 戦略・戦術を考えるための起点となるようなアイデアを出していきます

 

34:マンダラート

 

3行で簡単解説

  • キーワードの連想によってアイデアを広げていきます
  • 対象となるキーワードに関わるキーワード群を整理して想像を膨らませます
  • さらに上記を掘り下げてイメージを深めていきます

 

 

35:形態分析法

 

3行で簡単解説

  • テーマを変数に分解してアイデアを発想します
  • テーマに設定した対象が構成されるものが何なのかを想像していきます
  • 変数を組み合わせて1つのアイデアにすることもできます

 

36:シナリオグラフ

 

3行で簡単解説

  • 物語を考えることでアイデアを広げます
  • 各変数に対して発想をひろげる要素を書き出します
  • 要素を組み合わせてシーンがイメージできるように組み合わせます

 

37:オズボーンのチェックリスト

 

3行で簡単解説

  • 9つの問を用いて新たな視点を得ます
  • テーマに対して9つの問で理解を深めていきます
  • アイデアを発展させる方向性も思考することができます

 

38:SCAMPER

 

3行で簡単解説

  • アイデアや意見出しを促します
  • 実現性などは度外視してとにかく色んな視点で意見を出すときに活用します
  • 7つの質問で、質よりも量を重視して使います

 

 

用途⑨:アイデアを形にするフレームワーク2選

 

本章では、アイデアを形にするフレームワーク2選を紹介していきます。

発散したアイデアを整理して区別していくことで、収束させてより強い1つのアイデアに昇華させていきます。

 

39:アイデアシート

 

3行で簡単解説

  • スケッチを描いてアイデアの骨格を整理していきます
  • スケッチによって、より現実味を追求していきます
  • アイデアを5W1Hを使って整理して解像度を高めます

 

40:ストーリーボード

 

3行で簡単解説

  • 4コマストーリでアイデアを具体化していきます
  • ストーリにすることで問題解決のプロセスを可視化します
  • アイデアを実施したことで解決できるかどうか、解像度を高めます

 

用途⑩:アイデアの評価と選択をするフレームワーク3選

 

本章では、アイデアの評価と選択をするフレームワーク3選を紹介していきます。

実際に実行に移すアイデアを選択していきます。

 

41:プロコン表

 

3行で簡単解説

  • 選択肢の良い面・悪い面に目を向けて意思決定します
  • 賛成側(プロス)・反対側(コンス)、どちらの意見も聞くことができます
  • 賛成・反対意見の中で重要な要素を把握することができます

 

42:SUCCESs

 

3行で簡単解説

  • 6つの切り口でアイデアを磨き上げます
  • アイデアの改善すべきポイントを明確にして次のアクションにつなげます
  • 改善したアイデアは6つの切り口に沿って説明することで、納得感を与えることができます

 

43:ペイオフマトリクス

 

3行で簡単解説

  • アイデアのマッピングを行って効果の良い選択肢を見出します
  • アイデアの効果と実現性を検討するための指標を設定できます
  • 掘り下げて考えていきたいアイデアの優先度が決められます

 

用途⑪:戦略の方向性を考えるフレームワーク5選

 

本章では、戦略の方向性を考えるフレームワーク6選を紹介していきます。

アイデアを整理したら、そもそも問題や課題を解決し、目的を達成するためのシナリオを考えていきます。

 

44:プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント

 

3行で簡単解説

  • 自社事業の全体像を俯瞰し、戦略を考えます
  • 何が伸びて、何が縮小しているのかを把握できます
  • 今後、どの事業に資源を集中させるかの方向性を見出すことができます

 

 

45:アンゾフの成長マトリクス

 

3行で簡単解説

  • 自社事業の成長戦略を考えます
  • 4つの方向性で展開するアイデアを書き出します
  • それぞれの方向性、魅力、リスクを把握できます

 

46:クロスSWOT

 

3行で簡単解説

  • SWOT分析を活用して、自社の強みを活かす戦略を考えます
  • 強み、弱み、機会、脅威を組み合わせて4つの戦略にまとめます
  • 自社と競合の差別化をイメージすることができます

 

 

47:STP

 

3行で簡単解説

  • 誰に何を提供するのかについて考えます
  • アプローチが可能な市場を設定して思考していきます
  • 自社が強みを発揮できそうなセグメントを見つけることができます

 

48:ポジショニングマップ

 

3行で簡単解説

  • 自社が取りうるポジションを検討します
  • 作成したマップをもとに自社のポジショニングを設定します
  • 自社の競争優位性を見出すことができます

 

用途⑫:どのように表現するかを考えるフレームワーク6選

 

本章では、戦略をどのように表現するかを考えるフレームワーク6選を紹介していきます。

構想した戦略を実現するための具体的な方法を探っていきます。

 

49:ビジネスモデル・キャンバス

 

3行で簡単解説

  • アイデアをビジネスモデルに発展させていきます
  • アイデアをもとに継続可能な収益性を考えていきます
  • 顧客が満足できる価値提案の内容を追求することができます

 

50:スキーム図

 

3行で簡単解説

  • 主要なヒト・モノ・カネの流れを可視化します
  • それぞれのやりとりの方向を矢印で正しく表記します
  • 第三者がひと目で全体の関係性を理解できるよう整理することができます

 

51:AIDMA

 

3行で簡単解説

  • 顧客の心理段階を意識して、コミュニケーション施策を考えます
  • アクションとして促したい行動を明確にします
  • 各段階の顧客のニーズに合わせて適切なコミュニケーション施策を設計することができます

 

52:AISAS

 

3行で簡単解説

  • 顧客の心理段階を意識して、コミュニケーション施策を考えます
  • AIDMAからインターネットを活用した購買行動の変化に応じて生まれたのがAISASです
  • 「検索」と「共有」の段階をイメージしてコミュニケーション施策を考えることができます

 

53:ガントチャート

 

3行で簡単解説

  • 作業計画を可視化します
  • 必要なタスクを整理します
  • どのように実行していくのか、線表で表現することができます

 

54:組織図

 

3行で簡単解説

  • 事業の実施体制を可視化します
  • 組織図を関係者に共有します
  • 指示系統や報告経路を可視化することができます

 

用途⑬:目標を設定するフレームワーク4選

 

本章では、目標を設定するフレームワーク4選を紹介していきます。

戦略・戦術に数字を入れることで、成功や失敗を評価できる状態にしていきます。

 

55:ロードマップ

 

3行で簡単解説

  • 目標に到達するまでの道筋を可視化します
  • 最終的なゴール地点を明確にします
  • 不足している資源を確保していくためのシナリオも設定できます

 

56:KPIツリー

 

3行で簡単解説

  • 指標を分解して計測します
  • 実際に数字で継続できる体制に整えます
  • 事業を成功させるキーとなる要因を明確にすることができます

 

57:AARRR

 

3行で簡単解説

  • 収益化までの各段階における指標を設定します
  • 各段階における目減り率を可視化します
  • 改善のための一手を明確にすることができます

 

58:SMART

 

3行で簡単解説

  • 目標設定の質を高めます
  • 目標に対する結果の振り返りと改善を行える状態にします
  • 第三者から見ても理解可能な目標を設定することができます

 

用途⑭:結果を振り返るフレームワーク3選

 

本章では、結果を振り返るフレームワーク3選を紹介していきます。

戦略・戦術の実施後の現状を把握して、次の行動を検討していいます。

 

59:KPT

 

3行で簡単解説

  • 業務を振り返り、今後のアクションを考えます
  • 継続すること、改善することから新たに挑戦することを見出します
  • 改善が必要な要素を把握することができます

 

 

60:YWT

 

3行で簡単解説

  • 経験を学びに変えて次に活かします
  • 学びを別の場面でも活かせるように概念化します
  • 自身の学びや成長を言語化して振り返ることができます

 

61:PDCA

 

3行で簡単解説

  • 目標に対する結果を振り返り、次に活かします
  • 評価のプロセスで成功要因と失敗要因を洗い出します
  • 改善策を明確にして仮説を持って次に進むことができます

 

 

用途⑮:業務の状態を可視化するフレームワーク4選

 

本章では、業務の状態を可視化するフレームワーク4選を紹介していきます。

取り組んでいる業務を棚卸して、良し悪しを評価していきます。

 

62:業務棚卸シート

 

3行で簡単解説

  • 存在する業務の一覧を整理します
  • 業務の名称と定義をメンバー間で認識合わせします
  • 業務を抽象度で区別していくことで抜け漏れやダブりなく整理することができます

 

63:業務フロー図

 

3行で簡単解説

  • 業務の流れやつながりを可視化します
  • 業務の始まりと終わりを示し、行動の内容を明確にします
  • 判断が必要な分岐やポイントを把握することができます

 

64:PERT図

 

3行で簡単解説

  • 業務のつながりを整理して最短のスケジュールを考えます
  • 全体を整理して問題が起きても対応仕切れる余白も設定します
  • クリティカルパスを明確にして漏れや遅れを防ぐことができます

 

65:RACI

 

3行で簡単解説

  • 役割と責任を明確化して共有します
  • メンバー間で円滑にコミュニケーションできる状態にします
  • ホウレンソウのフローを明確にすることができます

 

用途⑯:改善策を考えるフレームワーク3選

 

本章では、改善策を考えるフレームワーク3選を紹介していきます。

業務を振り返って改善する際に、より良く改善する方法を探ります。

 

66:ムリ・ムラ・ムダ(ダラリの法則)

 

3行で簡単解説

  • 効率の悪い業務を見つけ出して改善します
  • 書き出した問題を現場メンバーと共有します
  • ボトルネックとなっている問題のある業務を特定することができます

 

67:ECRS

 

3行で簡単解説

  • 業務を効率化するための改善策を考えます
  • 実施可能で効果の高いアイデアを見つけていきます
  • 生産性を高めようというマインドを共有することができます

 

 

68:業務改善提案シート

 

3行で簡単解説

  • 現場のリアルな声を吸い上げます
  • 改善内容を次のアクションとして書き出します
  • 改善策の期待効果とコストを整理して、改善の提案をすることができます

 

用途⑰:目的を共有するフレームワーク3選

 

本章では、目的を共有するためのフレームワーク3選を紹介していきます。

組織の存在意義を明確化して求心力を高めていきます。

 

69:ミッション・ビジョン・バリュー

 

3行で簡単解説

  • 組織の存在意義や行動指針を明確化していきます
  • 第三者から見て、この組織が何のためにあるかを明確にします
  • 組織としてどうあるべきか、個人としてどうあるべきか、を明確にして求心力を高めることができます

 

70:Will/Can/Must

 

3行で簡単解説

  • 最も高いパフォーマンスが発揮できる場所を探します
  • 重なる部分を増やすためにできそうな工夫を考えます
  • 何に対して情熱を注ぐのかを整理することができます

 

71:Need/Wantマトリクス

 

 

3行で簡単解説

  • 組織と個人のベクトルを揃えます
  • それぞれの業務が心理的にどのような位置づけにあるか把握します
  • メンバーの意思が尊重される組織づくりができます

 

用途⑱:メンバー間の関係性の質を高めるフレームワーク5選

 

本章では、メンバー間の関係性の質を高めるフレームワーク5選を紹介していきます。

お互いの個性を理解して、サポートし合える関係をつくっていきます。

 

72:ジョハリの窓

 

3行で簡単解説

  • メンバー間の相互関係を深めます
  • メンバー間の自己開示を受け入れる場所をつくります
  • 組織全体の結束力を高めることができます

 

73:認知/行動ループ

 

3行で簡単解説

  • メンバー間の関係性を改善します
  • 自分にも非があることを受け入れて、認識のズレをすり合わせます
  • 今後の関係性を良くしていくための改善点や工夫点を見つけることができます

 

74:ウォント/コミットメント

 

3行で簡単解説

  • メンバー同士の協力を促します
  • ウォントとコミットメントが一致するものは積極的に実行すべきものです
  • チームとして持っている資源を再確認することができます

 

75:PM理論

 

3行で簡単解説

  • 能力の特性別にリーダーシップの育て方を考えます
  • 各メンバーの能力特性を把握して組織のバランスを確認します
  • 今後の教育方針やポイントを見出すことができます

 

76:ステークホルダー分析

 

3行で簡単解説

  • 組織の歪みを把握して円滑な運営を目指します
  • 組織の中で協力的なメンバーが見えてきます
  • まず、誰からはたらきかければいいかを明確にすることができます

 

用途⑲:メンバーのモチベーションを高めるフレームワーク4選

 

本章では、メンバーのモチベーションを高めるフレームワーク4選を紹介していきます。

モチベーションに影響を及ぼす要因を把握して、対策を考えていきます。

 

77:マズローの欲求五段階説

 

3行で簡単解説

  • マズローが定義した「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きもの」という理論です
  • それぞれの欲求が満たされることで下、から上に段階的に欲求が発生します
  • 段階的なそれぞれの欲求を把握することでコミュニケーションに活かすことができます

 

78:動機付け・衛生理論

 

3行で簡単解説

  • モチベーションに影響を及ぼす要因を探ります
  • メンバー間でモチベーションを上げる要因と下げる要因の認識を合わせます
  • 認識のズレをすり合わせて、実現可能な改善策を考えることができます

 

79:Will/Skillマトリクス

 

3行で簡単解説

  • 各メンバーに合わせた育成方針を考えます
  • 各メンバーごとのやる気、スキルを可視化します
  • メンバーごとの現状を把握して、適切な権限移譲を行うことができます

 

80:GROWモデル

 

3行で簡単解説

  • 目標達成の支援を通じてメンバーのやる気を高めます
  • 目標と現状のギャップを把握します
  • ギャップを把握することで、目標に到達するための中間目標を設定することができます

 

用途⑳:情報を伝えるフレームワーク5選

 

本章では、情報を伝えるためのフレームワーク5選を紹介していきます。

企画書やプレゼンテーションの基本を押さえて、他者に正しく伝えることができます。

 

81:商品企画書

 

3行で簡単解説

  • 商品企画の要点を書面化して共有します
  • マーケティング戦略をまとめます
  • 考えを書面にして、商品・サービス企画に落とし込むことができます

 

82:イベント企画書

 

3行で簡単解説

  • イベント企画の要点を書面化して共有します
  • マーケティング活動に用いる催しを考えます
  • イベントを企画に落とし込むことができます

 

 

83:PREP

 

3行で簡単解説

  • 結論を明確にして話の内容を組み立てます
  • 伝えたい内容の全体像と要点を整理します
  • 簡潔かつ、説得力のある構成を考えることができます

 

84:TAPS

3行で簡単解説

  • 理想と現実のギャップから話の内容を組み立てます
  • 問題を抽出して現実的な解決策を提示します
  • 納得感を与えて、行動意欲を引き出すことができます

 

85:PASONAの法則

 

3行で簡単解説

  • 人を動かすための文章作成枠組みです
  • 消費者の購買に関するマーケティング法則です
  • 消費者の購買行動を促すことができます

 

ロジカルシンキングフレームワークが学べる【おすすめ本5選】

本章ではフレームワークについて学べるおすすめの本を5冊紹介します。

 

ロジカルシンキング フレームワーク 本で検索してもなかなかフレームワークに特化した本が出てこないので

ここで紹介する本は本記事だけでまとめたものです。

 

フレームワークが学べるおすすめ本【5選】

 

おすすめ①:東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート―50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」

 

本書の内容

大学生が3カ月で100万円貯めるには、どうする?
こんな突飛な質問から、試験、日常生活、ビジネスなど、あらゆる場面で一生使える最高の問題解決法とは―どんな問題も「3ジャンル、5ステップ」で解ける、東大発、新思考システム。

出典:本書の内容説明より

 

ポイント:『3ジャンル・5ステップ』で解ける 東大発の新思考システム

東大ケーススタディ研究会という東大の戦略コンサル志望者を中心の研究会が執筆しています。

1日1問!といったように楽しみながら読めて少しずつ問題解決のプロセスを学ぶことができますよ。

 

 

おすすめ②:超速フレームワーク マッキンゼーで叩き込まれた

 

本書の内容

マッキンゼーで叩き込まれた「超速フレームワーク仕事術」
マッキンゼー時代、徹底的に叩き込まれたのが、本書で紹介するフレームワークでした。
フレームワークとは「思考の枠組み」のこと。フレームワークを使うと、
1)分析・検証の精度が上がる
2)意志決定が迅速になる
3)論理的に伝えられるようになる
といったメリットがあり、効率的に問題解決をしたり、生産性をアップさせることも可能になります。
私は、フレームワークを完全に自分の武器としてから、飛躍的に仕事の「スピード」と「質」が上がりました。

出典:本書の内容説明より

 

ポイント:マッキンゼーの本当に使える20の鉄板フレームワーク

使い込むほどに思考力と行動力が磨かれる本当に使える20の鉄板フレームワークを紹介。

著者がマッキンゼーで叩き込まれ、飛躍的に仕事の『質・スピード』が上がった『超速フレームワーク仕事術』を解説。

 

おすすめ③:ビジネスフレームワーク図鑑すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70

 

本書の内容

企画立案、プロジェクト実行、組織マネジメントに即効!思考がどんどんカタチになるフレームワーク集!
「アイデアが浮かばない!」「会議がまとまらない!」「意思決定で迷ってしまう!」
そんな悩みをお持ちの方に捧げるフレームワーク集です。

出典:本書の内容説明より

 

ポイント:フレームワーク70種類を図解

『アイデアが浮かなばない』『意思決定できない』など様々な悩みに応えられる1冊です。

フレームワーク1つずつ解説されているので、使用用途がわかりやすいです。

図解がキレイでわかりやすく個人的には超おすすめの1冊です。

 

本書は図解中心で参考書的に使える個人的なおすすめ。

同著者でビジネス思考法の図解書も超おすすめです。

 

おすすめ④:グロービスMBAキーワード 図解 基本フレームワーク50

 

本書の内容

経営学者やコンサルタントなどが問題解決、クリティカルシンキング、戦略立案、マーケティング…などのビジネスシーンで活用している50のフレームワークを100の図表で解説!
説得力ある主張をするのに役立つ思考の武器としてのフレームワークの基本と活用法を解説。

出典:本書の内容説明より

 

ポイント:ビジネスシーンで活用できるフレームワーク50を100の図表で解説

説得力のある主張をするのに役立つフレームワークの基本と活用法を紹介しています。

基本的なフレームワークがシンプルな図解で直感的にわかるように解説されています。

ビジネススクールのグロービス著なので信用度◎

 

おすすめ⑤:マジビジプロ ハンディ版 新人コンサルタントが最初に学ぶ 厳選フレームワーク20

 

本書の内容

なぜ、コンサルの人は仕事ができるように見えるのか?問題解決に強くなる!
仕事を効率的に進められる!どこの会社や部署でも通用する!就活にも恋愛にもすぐに役立つ!
厳選20のフレームワーク。

出典:本書の内容説明より

 

ポイント:基本的フレームワーク20種類を図解

仕事でよく使う基本的フレームが紹介されているので、新入社員や社会人なりたての人にはおすすめの1冊です。

図解+事例でわかりやすく解説されていて手元に置いておきたい内容です。

ディスカヴァーのシリーズは基本的な内容のものが多くありライトに読める構成になっています。

 

※ちなみに本書は「kindle unlimited」であれば無料(課金なし)で読むことができます。

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初回30日間無料キャンペーンや、定期的に2ヶ月間99円セールもやっているので、まず初めての方は30日間無料で使ってみてください。

 

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※30日間の無料体験はいつ終了するかわからないのでお早めに。
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まとめ:フレームワークを使って考える力を養おう

最後にまとめです。

 

  • ロジカルシンキングのフレームワークとは、枠組みのこと
  • 枠組みがあると考える範囲が制限されて思考スピードが加速します

 

上記により、考える量をこなすことができます。

量をこなせば考える力が鍛えられます。

 

フレームワークを使いこなして考える力を鍛えていきましょう!

ぽてと

 

本記事で解説している85種類の
フレームワークのテンプレは、

有料ですがこちらでダウンロード可能です。

980円ですが、キレイなアウトプット・
資料作成をしたい人にはおすすめです。

もし興味がある方は下記noteをご覧ください。

 

-ロジカルシンキング
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