よくある疑問
- 検索意図って何?
- どんな風に役立つの?
- 検索意図ってどうやって調べるの?
ブログ記事を書くうえで検索意図を理解することは重要です。
なぜなら、「読者が欲している情報」を書かないと記事は読まれないからです。
本記事では、検索意図とは何か、検索意図の調べ方について解説していきます。
こんな方におすすめ
- これから副業でブログを始めようと思っている人
- SEOについて勉強中、これから学びたい人
- ブログ記事の書き方を学びたい初心者の人
- 自分の書いた記事の書き方が合っているか確かめたい人
この記事の信頼性
この記事を書いている僕は、本業は東証プライム上場企業の管理職を務めています。
- 上場企業の管理職
- 200名以上の従業員マネジメント経験
- 現在はIT企画部門
- 10億円以上のプロジェクト担当
- 経営層に向けたプレゼンが日常業務
業務はこんな感じです!
(Twitter:@logithin_labo)
タップできる目次
検索意図とは何かを簡単に解説【2つのニーズと4種類のクエリ】
検索意図とは、簡単に言うと、検索エンジンでその検索ワードを入力した目的のことです。
検索意図は大きく2つのニーズに分けられます
- 顕在ニーズ:読者が意識して検索していること
- 潜在ニーズ:読者も気づいていないニーズ
潜在ニーズは、読者が自分でも気づいていないニーズのことです。
もっと踏み込んで言うと、「読者がこの情報を得た後、次に知りたい情報」です。
例で考える
読者の検索ワード「論理思考 とは」のとき
- 顕在ニーズ:論理思考とは何かを知りたい
- 潜在ニーズ:論理思考を学ぶ方法が知りたい、おすすめ本とかあれば知りたい
論理思考が身についたら、「学び方」について解説して、「おすすめ本」を紹介する、といった流れで記事を書いていけば
どんどん具体的行動に落とし込んでいけそうですよね。
論理思考とは何か情報を得たら、次に何をしたくなるか、を想像していきます。
このように、検索意図とは、検索エンジンでその検索ワードを入力した目的を考えることです。
検索した背景を読み解くことで読者目線がわかる
疑問:なぜ検索意図を考える必要があるの?
結論、検索した背景を読み解くことで読者目線で記事がかけるからです。
例で考える
読者の検索ワード「業務 改善」のとき
- 当然「業務改善したい」と思っている人
- 中には、「業務改善の仕方」「業務改善の方法」を調べる人もいる
- または、「業務改善の本」の売れ筋を探す人もいるかも
このように検索ワードには表れない隠れたニーズが「検索意図」です。
読者が求めている情報は何か?を考え続けることで、読者が本当に欲している情報を記事に書いていきましょう。
検索意図を4種類に分類しよう
具体的には以下の4つの欲求に分類して「この検索ワードで読者が何を求めているのか」を考えいきましょう。
- Knowクエリ:知りたい欲
- Goクエリ:(WEBサイトに)行きたい欲
- Doクエリ:やりたい欲
- Buyクエリ:買いたい欲
Knowクエリの例
- 「ロジカルシンキング とは」
- 「M1グランプリ 優勝」
- 「高校サッカー 優勝 歴代」
Goクエリの例
- 「ラーメン 横浜」
- 「集英社 公式サイト」
- 「Outlook ログイン」
Doクエリの例
- 「おかず 作り置き」
- 「ふるさと納税 やり方」
- 「論理思考 学び方」
Buyクエリの例
- 「飛行機 チケット」
- 「アナロジー思考 おすすめ本」
- 「中華 出前」
具体的に上記のように検索ワードを分類していくと、読者のニーズを把握することができます。
僕はnoteでブログ作成の過程を発信して、これら4つのクエリで分析をしています。
「顕在ニーズ」「潜在ニーズ」を読み解いて読者の目線を理解する
- 顕在ニーズ:検索されているSEOキーワード
- 潜在ニーズ:読者が真に知りたいこと
上記2つを意識して調査することによって、読者目線を理解することができます。
読者の知りたいことを理解すれば、読者が求めている情報、すなわち求められる記事が書けます。
Googleが掲げる10の事実
10. 「すばらしい」では足りない。
たとえユーザーが自分の探すものを正確に把握していなくても、ウェブで答えを探すこと自体はユーザーの問題ではなく Google の問題です。
Google は、全世界のユーザーがまだ具体的にイメージしていないニーズを予測し、新たなスタンダードとなるサービスを作り出しています。
たとえば、Gmail を始めたときには、当時のどのメールサービスよりも多くの保存容量を提供しました。
今考えると当たり前のサービスですが、そう思えるのは、現在 Google のメール容量が新たなスタンダードになっているからです。
このような変化をもたらすのが Google の望みであり、新たな一歩を踏み出す方向を Google は常に探しています。つまり、現状に満足しないことが Google のすべての原動力となっているのです。
「たとえユーザーが自分の探すものを正確に把握していなくても、ウェブで答えを探すこと自体はユーザーの問題ではなく Google の問題です。」
僕は、この1文が特に大事だと考えていまして、Googleとしても検索者の真のニーズに応えるよう検索エンジンをつくっています。
ブログを書くうえで「顕在ニーズ」「ニ潜在ーズ」の2つを意識することは非常に重要だということがわかります。
検索意図を調べる【3つの方法を紹介】
方法①:関連ワード・サジェストをチェックする
サジェストとは、上記のように「あなたが求めているのはこれ?」とGoogleの検索エンジンが自動で表示してくれる機能です。
- アフィリエイト とは
- アフィリエイト やり方
- アフィリエイト 意味
- アフィリエイト ブログ
- アフィリエイト 始め方
- アフィリエイト 広告
- アフィリエイト 楽天
上記「アフィリエイト」のサジェストをみると、下記の赤字部分が関連ワードとなります。
サジェストで表示される関連ワードは、検索している人が多いワード(顕在ニーズ)をユーザーに提示しつつ、「あなたが他に知りたい情報はこれ?」と潜在ニーズに問いかけてくれます。
こういった、サジェストや関連ワードを確認することによって
「多くのユーザーが検索している傾向」を知ることができるため、検索意図を調査することができます。
方法②:上位表示のサイトをチェックする
サジェストや関連ワードは非常に簡易的な調査ですが、上位表示サイトをチェックすることでも検索意図を調査することができます。
例えば、「アフィリエイト」での検索結果は上記のような順位でした。
1位、2位のサイトでは、「アフィリエイトの仕組み」や「アフィリエイトのやり方」を解説しています。
(3位は楽天アフィリエイトの公式でした)
つまりGoogleは「アフィリエイト」と検索するユーザーの検索意図は、上記のような記事で解決されると評価をしています。
例えば、自分でパン屋さんをひらこうと思ったら、売れているパン屋さんを実際に見に行くのと同じイメージです。
「どんなパンを置いているのか」「どのくらいの品数があるのか」など、お客のニーズを調査するはずです。
検索意図を知るには、実際にユーザーが検索して最も見ているであろうサイトを訪れてみましょう。
方法③:Q&Aサイトをチェックする
検索意図を調査するには、読者の悩みを想像することが重要です。
Yahoo!知恵袋や教えて!gooなどのQ&Aサイトはリアルな悩みごとが掲載されています。
上記はYahoo!知恵袋の実際の検索画面ですが、「アフィリエイト」関連のお悩みだけでも「12,016件」の投稿があります。
実際に悩みを投稿しているユーザーの声を確認して「どんな情報を欲しているか?」と調査をすることができます。
ラッコキーワード
- 関連ワード・サジェストをチェックする
- 上位表示のサイトをチェックする
- Q&Aサイトをチェックする
これらすべて「ラッコキーワード」で調査が可能です。
上記のようにラッコキーワードを使うと「サジェスト」「関連ワード」「Q&Aサイト」を同時に調べることができます。
ラッコキーワードは「マナブログ」や「Tsuzuki Bkig」など有名ブロガーも必須ツールとして紹介していますの超おすすめです。
まとめ:検索意図を活かしてニーズにそった記事を執筆しよう
最後に本記事のおさらいです。
- 読者の検索意図を考えるには「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」を考えよう
- 検索している「背景」を読み解く、想像することが大事
- 「Knowクエリ・Goクエリ・Doクエリ・Buyクエリ」4種類の検索意図に分類しよう
- 「ラッコキーワード」を使って上記を調査し、読者目線の記事を書こう
検索意図を考えて読者のニーズに合わせたコンテンツをつくることは、ブログ運営、アフィリエイトにおいて最重要です。
検索意図をしっかりと理解して、読者目線の記事が書けると、記事に集客ができて商品やサービスを売ることができます。
Googleの理念にもあるように、読者の「潜在ニーズ」を満たしてあげるような記事を書いていきましょう。