よくある疑問
- ブログ記事の書き方を教えてほしい
- 記事を書いても成果でないし、書き方が悪いのかな
- 自分の書き方が合っているのか不安
ブログ始めたてのころの僕も、上記のような疑問を持ってました。
本記事では、ブログ記事作成方法を5つの手順で解説していきます。
上手に記事を書くためのコツや、初心者が意識しておくと良いことも紹介するのでぜひチェックしてみてください。
こんな方におすすめ
- これから副業でブログを始めようと思っている人
- ブログ記事の書き方を学びたい初心者の人
- 自分の書いた記事の書き方が合っているか確かめたい人
この記事の信頼性
この記事を書いている僕は、本業は東証プライム上場企業の管理職を務めています。
数年前から副業でブログを始めました。
- 上場企業の管理職
- 200名以上の従業員マネジメント経験
- 現在はIT企画部門
- 10億円以上のプロジェクト担当
- 経営層に向けたプレゼンが日常業務
業務はこんな感じです!
(Twitter:@logithin_labo)
タップできる目次
ブログ記事の書き方を5つの手順で解説します
ブログ記事の書き方を5つの手順で解説していきます。
早速ですが結論です。
上記5つの手順を詳しく解説していきます。
手順①:テーマを決める
記事テーマの例
- ブログを立ち上げる方法:手順、やり方系
- ブログ副業が学べるおすすめ本10選:商品紹介系
- ロジカルシンキングとは?:基礎知識解説系
上記のように、読者が欲している情報に応えられ、かつ、悩みを解決してあげられるようなテーマにしましょう。
Googleサジェストをチェックしよう
サジェストとは、上記のようにGoogleでよく検索されているキーワードのことです。
よく検索されている=読者ニーズの強いものですので、サジェストをチェックすることでテーマを決めやすくなります。
そして、サジェストを簡単にチェックするにはラッコキーワードが便利です。
上記のようにサジェストをまとめて検索することができます。
1日50回まで無料で使用できます。アフィリエイター、ブロガー界隈ではいまや必須のツールになっています。
手順②:キーワードを決める
キーワードの選定方法
自分が思う読者のニーズを書き出して、4つキーワードニーズに当てはめつつ考えていきましょう。
読者の悩み | キーワード種類 | キーワード | 記事のイメージ |
論理思考って何? | 知りたい欲 | 論理思考 とは | 論理思考とは何かを簡単に解説! |
論理思考ってどうすれば学べる? | やりたい欲 | 論理思考 学び方 | 論理思考の学び方を3ステップで解説! |
論理思考を学ぶためのおすすめ本が知りたい | 買いたい欲 | 論理思考 おすすめ本 | 論理思考のおすすめ本10選を紹介! |
上記のように型に当てはめると考えやすくなります。
補足:検索意図の4分類
Googleが提唱する4つの検索意図があります。
- Knowクエリ:〇〇を知りたいから検索する
- Goクエリ:〇〇(のサイト)に行きたいから検索する
- Doクエリ:〇〇したいから検索する
- Buyクエリ:〇〇を買いたいから検索する
ユーザーがネットで検索をする理由は、かならず上記4つのいずれかの検索意図になるとGoogleが提唱しています。
読者がどんな欲求で検索をしているか知ることで、キーワード調査につなげることができます。
手順③:検索意図を想定する
意識すべき2つの検索意図
- 顕在ニーズ:読者が意識して検索していること
- 潜在ニーズ:読者も気づいていないニーズ
これだけだとわかりづらいので、例をあげます。
例で考える
読者の検索ワード「論理思考 とは」のとき
- 顕在ニーズ:論理思考とは何かを知りたい
- 潜在ニーズ:論理思考を学ぶ方法が知りたい、おすすめ本とかあれば知りたい
論理思考が身についたら、「学び方」について解説して、「おすすめ本」を紹介する、といった流れで記事を書けば
どんどん具体的行動に落とし込んでいけそうですよね。
検索意図を調べるコツについては、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
【読者の検索意図の考え方】2つのニーズと4種類のクエリに分類
続きを見る
手順④:構成をつくる
整った記事を書くには、ここが重要です。
記事構成の例
ターゲット想定
- 狙うキーワード
- 読者想定
- 読者の悩み/SEOキーワード/キーワード種類
ニーズ想定
- 顕在ニーズ
- 潜在ニーズ
- こんな悩みに答える
本文
- H2:見出し①
- H2:見出し②
- H2:見出し③
僕は上記のように構成を作成しています。
「ブログ運営の過程を発信する」という意味でも僕は記事構成の内容をnoteで発信していますので、実物をお見せします。
上記のようなnote記事でも月平均300PVくらいは見てもらえてますので、参考にはしていただけているかと思います。
手順⑤:記事本文を執筆する
本文自体は、構成を作成したときにつくった見出しに沿ってPREP法を意識して執筆していきます。
例で考える
H2:論理思考とは何かを簡単に解説
- H3【Point(結論)】:一言で言うと、一貫して筋が通っている考え方
- H3【Reson(理由)】:課題解決には論理思考が必要
- H3【Example(具体例)】:社会に出たら必要な能力のひとつ
- H3【Point(結論)】:論理思考は社会人必須の能力
上記のように、僕は「読者の悩みに答える=H2の見出し」として、H2の中を詳細に解説していくのにPREP法を使いつつH3見出しを作成しています。
後で見返したときにH2、H3だけでも意味が通るようになっていることが重要だと考えます。
- 論理思考は一言で言うと、一貫して筋が通っている考え方です
- (なぜなら)課題解決には論理思考が必要
- 社会に出たら必要な能力のひとつ
- 論理思考は社会人必須の能力
上記のように「論理思考とは何か?」という問いにPREP法を用いて答える構成になっています。
あとは、具体例のパートに「実際に論理思考が必要とされている」みたいな統計データを入れたりして説得力をあげていけばOKです。
ブログ記事を上手に書くコツを3つ紹介します【僕自身も実践済み】
続いて、ブログ記事を上手に書くコツを3つ紹介していきます。
はじめに結論ですが、3つのコツは以下です。
コツ①:記事構成は一度作ってみると重要性がわかる
表題の通りですが、記事構成は一度つくってみると重要性がわかります。
僕は最初、記事をいきなり執筆していたんですが、あとで読み返すと「なんでこう書いたんだろう」と自分でも思う意味不明な文章になっているこちが多かったです。
書いていると無意識のうちに方向性がズレていったりしてしまいますので必ず構成はつくりましょう。
記事構成の例
僕は記事構成の内容をnoteであげています。参考にチェックしてみてください。
コツ②:本文執筆にはPREP法を使うのが無難
PREP法というフレームワークを使用すれば初心者でも迷わず記事を書くことができます。
PREP法とは
- P=Point(結論)
- R=Reson(理由)
- E=Example(具体例)
- P=Point(もう一度結論)
上記のように「①結論→②理由→③具体例→④結論」という枠組みで考える方法がPREP法です。
PREP法を使った記事の書き方
- H3【Point(結論)】:一言で言うと、一貫して筋が通っている考え方
- H3【Reson(理由)】:課題解決には論理思考が必要
- H3【Example(具体例)】:社会に出たら必要な能力のひとつ
- H3【Point(結論)】:論理思考は社会人必須の能力
再掲になりますが、PREP法を使った記事の書き方の例は上記のような感じです。
後で見返したときにH2、H3だけでも意味が通るようになっていることが重要だと考えます。
↑この考え方は構成をつくらずして不可能です。いきなり文章を書き始めると散らかるので注意です。
コツ③:中高生でも理解できる表現にする
これはブロガーによっては「小学生でも理解できる」と言っている人もいますね。
専門用語や知りない言葉が多く使われていると読者に取って無駄なストレスがかかります。
例えば、「ロジカルシンキングは社会人に取ってマストスキルですが、最近ではテレワークが普及し、対面コミュニケーションが減ったため、上司はコンテキスト思考を強め、部下はアナロジー思考で仕事を進める必要が強く求められてきている」
上記のように言われてもよくわかりませんよね。
意味が読み解けない一文が出てくると、読者に取っては無駄なストレスがかかりますので、できるだけ簡単な言葉で書いていくように意識しましょう。
どうしても、専門用語などを使う必要があるときは、補足説明やその言葉に対しての解説をしたうえで使っていくと良いですよ。
ブログ初心者が記事を書く前後に意識すべき心構え5つ
ブログ初心者が記事を書くうえで意識しておくべきことを5つ紹介します。
記事を書くうえでの気構え、心構え的な話です。
ひとつずつ解説していきます。
①:自分のブログ記事は全文読まれない
残酷な話ですが、あなたが頑張って書いたブログ記事は全文読まれることはありません。
これは、どの記事でもそうです。
読者の目的
- 正:情報を得る、悩みを解決する
- 誤:記事を読む
上記が真理です。
記事の冒頭を読んで「欲している情報がありそう」と思えれば、記事を読むし、「情報がなさそう」と思えば離脱します。
「記事は全文読まれないもの」と意識することによって、冒頭のリード文や見出しだけでも言いたいことが成立する構成が重要になってきます。
②:読者目線を意識し続ける
前項でも話したように読者が求めているのは情報です。
読者が欲している情報を書くことに徹し、無駄なことはできるだけ書かないことです。
③:本文から書き始めるのはうまくいかない
本文からいきなり書き始めるのは、間違いなくうまくいきません。これは僕の実体験済みです。
本文からいきなり書き始めると「話が脱線したり」「結局何を伝えたいのかよくわからなくなったり」と、迷子になります。
僕も経験済みです。
一貫して伝えたいことを意識するためにも
記事構成をつくってから本文執筆にとりかかりましょう。
構成のつくり方は、手順④:構成をつくるで解説しましたので、再度確認してみてください。
④:必ず見直しする
最後に記事を見直しましょう。そして、できれば翌日に見直すのがおすすめです。
記事にのめり込んだ後よりも翌日のフレッシュな頭の方が客観的な視点で自分の書いた記事を見ることができます。
- 見出しで言いたいことが伝わる構成になっているか
- 具体例が少なくてイメージしづらくないか
- 難しい言葉が多く理解しづらくないか
- 誤字脱字で体裁が崩れていていないか
僕は上記のようなことを見直しています。
そして、翌日に確認すると必ず1つ、2つは見つかります。
いくら記事執筆に慣れても人間の作業なので、時には自分を疑うことも必要ですよ。
⑤:スマホビューでもチェックする
記事の見直しをしたら、最後はスマホビューでも確認をしましょう。
PCからのアクセスよりも圧倒的にスマホでのアクセスが多いのでスマホビューで見やすい記事にすることが重要です。
Googleが掲げる10の事実
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
世界はますますモバイル化し、いつどこにいても必要な情報にアクセスできることが求められています。
Google は、モバイル サービスの新技術を開発し、新たなソリューションを提供しています。
スマートフォンから Google 検索にさまざまな方法でアクセスできるだけでなく、メールを読んだり、カレンダーでイベントを確認したり、動画を見たりなど、世界中のあちこちからスマートフォンをさまざまな用途に使えるようになりました。また、無料のオープンソース モバイル プラットフォームである Android では、さらに画期的な革新をモバイル ユーザーに提供したいと考えています。Android は、インターネットの土台にあるオープン性をモバイルの世界にもたらすものです。Android によって、ユーザーの選択肢が広がり、先進のモバイル体験が可能となるだけでなく、携帯通信事業者、メーカー、デベロッパーにとっては、新たな収益機会が生まれます。
上記のようにGoogleもモバイルサービスの充実を重視しています。
スマホビューでチェックすること
- 変な改行はないか
- 表のデザインはスマホでも見やすいか
- 画像や図の大きさはスマホでも見やすいか
上記のようなことをスマホビューでもチェックしていきましょう。
ちなみにスマホビューの確認はPCでも可能です。
Chromeでスマホビューをチェックする方法
上記のようにすればスマホビューを確認できます。
いちいちスマホに切り替えなくても確認ができますので、一度試してみてください。
まとめ:5つの手順通りにブログ記事を何度も書いてみよう
最後に本記事のおさらいをしておきます。
ブログ記事の書き方5つの手順
ブログ記事を上手に書く3つのコツ
ブログ初心者が意識すべき5つのこと
はじめはいきなり記事を書いて失敗ばかりしていた僕ですが、こういった内容をひとつずつ修正することによって、記事が継続して書けるようになりました。
ぜひ、本記事の内容をおさえて記事作成を練習してみてくださいね。