よくある疑問
- コミュニケーション能力の高い人って何が違うの?
- 逆にコミュニケーション能力の低い人の特徴って?
- なにをすればコミュニケーション能力って良くなるの?
コミュニケーション能力は「生まれつき」のような先天性のものではなく、学ぶことで身につけることが可能です。
もともとは僕自身コミュ障だったんですが、仕事をしていくうえで
- 学生時代と違って人と接しないと仕事が進まない
- 苦手な人とも関わっていかないといけない
- 円滑にコミュニケーションを取るにはどうすればいいんだろう
こんな悩みを持ちつつ、上司や先輩に相談・本や動画で学習など様々な方法で10年間コミュニケーションについて学んできました。
本記事では、そんな僕の10年間の知識をもとにコミュニケーションの高い人・低い人の特徴について解説していきます。
この記事の信頼性
この記事を書いている僕は、本業は東証プライム上場企業の管理職を務めています。
- 上場企業の管理職
- 200名以上の従業員マネジメント経験
- 現在はIT企画部門
- 10億円以上のプロジェクト担当
- 経営層に向けたプレゼンが日常業務
業務はこんな感じです!
(Twitter:@logithin_labo)
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コミュニケーション能力の高い人・低い人の違いを比較【5つの特徴】
はじめに結論です。
コミュニケーション能力の高い人の特徴は以下になります。
逆にコミュ力が低い人の特徴は以下の逆になります。
コミュニケーション能力の高い人の特徴5つ
特徴①:傾聴力が高い
相手が話したい!と思えるような楽しい会話にするためには、話の聞き手がしっかりと話を聞くこと!
コミュニケーション能力の高い人は、話し上手ではなくて基本的に聞き上手な人が多いです。
コミュ力が高い人の傾聴力
- 相手の話を最後までちゃんと聞ける
- 相槌をうったりして関心があることを示せる
- 相手の意見も取り入れられる
コミュ力が低い人の傾聴力
- 話が最後まで聞けずさえぎってしまう
- スマホをいじったり時計を見たりして気を散らせてしまう
- 結論を急いで自分の主張だけしてしまう
上記のダメな例にひとつでも当てはまっている人はちょっと自分を見直してみましょう。
コミュニケーション能力はまず聞き上手からです!意識してみましょう。
特徴②:伝達力が高い
伝達力とは、自分の伝えたいことをちゃんと言葉にする能力です。
相手にとってわかりやすい言葉を選んだり、分かりやすい話し方をできるなど
多くの人がコミュニケーション能力=伝達力と思っていることが多いのではないでしょうか。
コミュ力が高い人の伝達力
- 相手にとってわかりやすい言葉や話し方を選んで話せる
- 自分の意見をハッキリと言える
- 自分の視点(主観)なのか、他者の視点なのか分けて伝えられる
コミュ力が低い人の傾聴力
- 語彙力が低く、普段自分の使っている言葉でしか説明できない
- 自己主張を躊躇して、中途半端な意見しか言えない
- 主観と客観が混同してしまう
伝達能力は「語彙力」など勉強的な学習をすることで得られる知識が多くあります。
コミュ力関連の本を手に取ってみて学んでみると良いかもしれません!
特徴③:洞察力が高い
洞察力とは、言葉だけではわからない行間の部分や裏側の意図を見抜く力のことです。
相手の表情や動きなどを読み取って相手の気持ちを汲み取って接するなど、いわゆる「空気を読む」といった力です。
コミュ力が高い人の洞察力
- 相手の立場になって一緒に考えられる
- 他者の意見を取り入れることができる
- 相手の話をちゃんと聞いて気になったところを質問できる
コミュ力が低い人の伝達力
- 協調性がなく、自分の視点でしか考えられない
- 自己主張が強く、人の意見を聞けない
- 気になったところがあっても聞けない
コミュニケーション能力において、洞察力は最もハードルが高いかもしれません。
上記のような例に当てはまる人は、「コンテキスト思考」というのを学んでみてください!
コンテキスト思考を学ぶことで「ものごとの背景」や「経緯」などを気にするクセがつきます。
空気が読めない発言ばかりしちゃう人は、背景を理解、想像する力を磨きましょう。参考記事で以下を紹介します。
【コンテキスト思考とは】事実の裏側にある背景を読み解く思考法
続きを見る
特徴④:共感力がある
共感力があれば『この人に話せば理解してくれる』『この人と話すと安心する』と思わせることができます。
コミュ力が高い人の共感力
- 年齢、趣味など相手を共通点をみつけるのが上手い
- 上記をみつけるための質問力がある
- 「もし自分がそうだったら」と一緒に考えられる
コミュ力が低い人の共感力
- 自分と合わない・違う人、と決めつけてしまう
- 自分の話ばかりで相手の話を上手に聞けない
- 主観ばかりで客観視できない
共感力をつけていくことで相手に安心感を与えることができます。
相手の話を引き出していくために共感力は重要です!
特徴⑤:柔軟性がある
前述している『傾聴力・伝達力・洞察力・共感力』をバランスよく実施できることが重要です。
コミュ力が高い人の柔軟性
- 自分が話してばかりだと思ったら相手の話す時間を意図的につくれる
- 相手の表情やトーンを気にしながら会話できる
- 相手の気持ちを汲み取って意見を取り入れられる
コミュ力が低い人の柔軟性
- 自分が話してばかり、または、聞いてばかりいる
- 他人に興味がなく自分のことばかり気にしている
- 頑固で自分の意見しか信じられない
柔軟性を持つことで違う意見を持つ人との議論に折り合いをつけたり、課題解決に向けて物事を前に進める力が身につきます。
言語能力、非言語能力のバランスを考えていくことが重要です。
コミュニケーション能力の高い人になるための【2つのポイント】
コミュニケーション能力の高い人になるためには、以下の2つのポイントがあります。
- コミュニケーションは一方通行ではないことを理解する
- ピンポンルールを理解する
なにごともバランスが大事です。
以下で詳しく解説していきます。
ポイント①:コミュニケーションは一方通行ではない
コミュニケーションとは「相手に伝える」ことに意識が行きがちですが
「コミュニケーションは、双方向である」ことを忘れてはなりません。
コミュニケーションを呼吸に例えるとわかりやすいです。
- 息を吐く=話す
- 息を吸う=聞く
吸いすぎても、吐きすぎても息は苦しくなりますよね。
どちらか一方が多くてもダメなのはコミュニケーションも同様です。
ポイント②:ピンポンルールを理解する
コミュニケーション能力の高い人の特徴を調べた研究で『ピンポンルール』という研究があります。
ピンポンルールとは
- 1対1の会話において、お互いの話をする時間を4~6割にすると会話が弾む
- 6割を上回ると「相手が自分の話を聞いていない」と感じる
- 4割を下回ると「相手が自分に興味がない」と感じる
つまり、話しすぎず、黙りすぎない、バランスを考えて接すると心地よく感じるということです。
「話す」だけではなく「聞く」ことも忘れずに会話ができる人がコミュニケーション能力の高い人の特徴です!
まとめ:コミュニケーションの能力の高い人5つの特徴をおさえよう
最後におさらいです!
コミュニケーション能力の高い人の特徴5つ
コミュニケーション能力の高い人は、言語能力、非言語能力のバランスが良いのが特徴です!
逆にコミュニケーション能力の低い人は、言語能力、非言語能力どちらかだけ秀でていたり、バランスの悪いことが原因になります。
本記事を読んで自分のことを見直すキッカケにしてみてくださいね!