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【ピーターの法則】イライラするほど無能な上司がうまれるカラクリ

よくある疑問

  • 上司が無能でイライラする

  • 無能な上司とどう接していいかわからない

  • 上司が無能すぎてモチベーションが上がらない

 

「なんであの人が管理職なんだ?」「あの人は何の実績を出した人なんだ?」

上記のように思ったことはありませんか?

 

該当する人は、本記事で「ピーターの法則」を理解してください。

ピーターの法則は、なぜ無能な上司がうみだされてしまうのかを説いた、社会学の法則です。

 

理解すれば、無能上司がうみだされる理由がわかりますので、心を落ち着けることができますよ。

 

【イライラする無能上司を量産する】ピーターの法則とは?

以前、こんなツイートをしました。

 

 

上司が無能すぎてイライラしている人は、ピーターの法則を知ることで心がラクになります。

 

ピーターの法則とは

  1. 能力主義の階層社会では、人間は能力の極限まで出世する
  2. 昇進した人は、高いレベルの仕事に従事することで無能になっていく
  3. 最終的には組織全体が無能化していく

ローレンス・J・ピーター

 

上記がピーターの法則です。

 

例えば、サッカー東京都選抜で一番うまい選手が日本代表に呼ばれます。

でも、日本代表の中ではまわりのレベルについていけず下手な選手になりました。→無能化

ということが起こるわけです。

 

何が言いたいかというと、

無能な上司がうみだされるのは必然であり、何もあなたがイライラする必要はありません、ということ。

 

そう考えると少し達観できませんか?

 

心をラクにしてください。

ぽてと

 

組織は創造的無能で成り立っています

人は能力の限界まで出世し、無能化する。

 

ピーターの法則を理解したうえで、もう少し深堀りしてみると

組織というのは、まだ能力の限界をむかえていない人たちで支えられているということです。

 

「あれ?じゃあ必ず無能化するの?」

 

創造的無能とは

ピーターの法則と肌感覚的に理解している人は、

昇進を断り、現在の職位にとどまる選択をする人もいます。

 

これを創造的無能と言います。

 

昇進を断り、いつまでも客観的に評価される立場であり続けることで

能力を上げ続けて成長することができるからです。

 

例えば降格制度の有無で無能がうまれます

「なんで出世した後、無能になってしまうの?」

 

例のひとつに、降格制度の有無があげられます。

 

  • 高い給料もらってるのになんでそんなこともできないの?
  • 上司なのに、なぜすぐに判断できないの?
  • なんでそんなミスするの?

 

無能=現職で力が足りない、ということ。

 

逆に、そんな上司にイライラするあなたは創造的無能である可能性が高いです。

 

一度昇進しても、能力を適正に発揮できる立場に降格すれば

その人は有能な状態に戻るはずです。

 

特に日本の企業は降格がないパターンが多いですよね。

僕の会社もそうです。

ぽてと

 

降格がないと、昇進した人は自分のポジションを守るように仕事し始めます。

守りに入った無能は、良い仕事ができるわけなく・・・

悪循環に入っていくわけです。

 

結論、無能な上司をうみだすのは社会の仕組みのせい

本章の内容を簡単にまとめます。

 

  • 無能な上司がうみだされるのは「ピーターの法則」のせい
  • 人は能力の限界まで出世して必ず無能化する
  • 「自分はそうならない」と思い創造的無能であることが大事

 

法則を知って少しでもモヤモヤははれましたか?

 

「いや、ピーターの法則はわかったけど、イライラはおさまらないよ」

「どうすればこの気持ちがおさまるんだ、対処法が知りたいんだよ」

 

という人は次章に進んでください。

 

イライラする無能な上司の特徴と対処法

結論、無能な上司の特徴は「カッツの3能力」のどこかに問題があります。

対処法は、あなたがそれを補っていくしかありません。

 

カッツの3能力とは

 

  1. テクニカル・スキル    :業務遂行能力
  2. ヒューマンスキル     :対人関係能力
  3. コンセプチュアル・スキル :概念化能力

 

カッツの3能力は、各職位に応じて必要な能力のバランスを示したものです。

 

イライラするほど無能な上司は、この能力のバランスが崩れているはずです。

それをあなたが補うほかありません。

 

 

無能な上司への接し方を変えて対処しよう

  1. 仕事を部下にふって自分では何もできない
    →こちらから教えてあげるように接する

  2. コミュニケーションがとれない
    →こちらから接するように心がける

  3. 意見や指示がブレブレ
    →抽象化する作業をこちらでやってあげる

 

上記のように、あなたが補う動きをしましょう。

 

仕事が円滑に進まない原因をつぶしてあげれば、組織としてはうまくまわるはずです。

 

結論、無能上司にはあなたが能動的にはたらきかけよう

  • 考え方ひとつで無能上司のもとにいることでつけられるスキルもある

  • ただ、こちらから働きかけることが必要

  • ストレス軽減のためにピーターの法則は年頭に置こう

 

上記が本章のまとめです。

 

「いやいや、上司なのにこっちが助けるとか…もっと他にないの?」

 

と思う人は、次章に進んでください。

 

イライラが解消できない人の最終手段

本章では、無能な上司への最終的な対処法を紹介します。

 

結論、転職するしかありません。

 

無能な上司をどうにかするのは、組織構造上あなたにはできないことです。

上司が無能であることは、あくまで上司の課題であり、あなたの課題ではありません。

 

環境と関わる人を変えることで最終的には解決するはずです。

 

じつは、イライラする理由はあなた自身です

上司にイライラしてしまうあなたは、おそらく仕事ができる人だからです。

 

  • イライラの原因は力関係が「あなた>上司」だから

  • つまり、あなた自身は他でも通用する力があります

 

上記のように頭を整理してみてください。

 

解決できないことに悩むのはやめよう

例えば、「子供が片づけできずイライラするお母さん」

 

これは、大人であれば当たり前のことを子供ができないからイライラするわけです。

でも「子供だし仕方ない」と解釈することができます。

 

この場合は、「お母さんと子供」で解決することが

「上司と部下」では解決できないです。

 

  • お母さんが片づけできず、イライラする子供

 

違和感を感じますよね。

子供がお母さんを正すことはできないですよね。

 

上司と部下という構造上、これと同じことに悩んでいるわけです。

つまり、考えても無駄であり、解決不可です。

 

環境と人を変えるほかありません。

 

最終手段は環境と人を変えることです

さて、ここまでで環境と人を変えることしかないことを理解したら

思い立ったらしすぐ行動あるのみです。

 

実際に僕も登録している、転職エージェントを3つ紹介して本記事は終了します。

ぽてと

 

転職エージェントは基本、まずはキャリアカウンセリングをやってくれます。

エージェントがあなた自身のキャリアをヒアリングしてくれますので、

あなたは、現在感じている仕事の不満もエージェントに伝えましょう。

 

そうすればエージェントが、あなたの不満が解消できる職場・職種を提案してくれます。

 

とりあえず登録しておくといい転職エージェント3選

※ちなみに転職エージェントは登録、カウンセリングなどはすべて無料です
※カウンセリングはZoom等のWEBでできます

 

まとめ:ピーターの法則を理解してイライラを解消!

最後に本記事の内容を簡単にまとめます。

 

  • 上司が無能でイライラする人は、無能が生み出されるメカニズムであるピーターの法則を知っておこう

  • それでもイライラしちゃう人は、視点を変えて上司と接してみよう

  • 最終的には転職するしかない、なぜなら上司と部下の関係性が変わらない限りは解決しないから

 

ということで本記事は以上です。

 

参考にしてみてください。

ぽてと

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