モチベーションとは何かを求める欲求【70種類の人間の欲求】

以前の僕自身こんなことで悩んでいた時期がありました。

何事も理屈で理解しないとわからない性分なので、モチベーションのメカニズムについて勉強をし、このような悩みを解決してきました。

本記事では、心理学者マレーの提唱している『人間の70種類の欲求』を紹介します。

人がどんな欲求があるのか、を理解すれば欲求を満たす行動＝モチベUPにつながります！

この記事の信頼性

この記事を書いている僕は、本業は東証プライム上場企業の管理職を務めています。

• 上場企業の管理職
• 200名以上の従業員マネジメント経験
• 現在はIT企画部門
• 10億円以上のプロジェクト担当
• 経営層に向けたプレゼンが日常業務

業務はこんな感じです！

（Twitter：@logithin_labo）

ぽてと

モチベーションとは何かを求める欲求のこと

モチベーションとは簡単にで言うと『何かを求める欲求』のことです。

和訳すると以下のように「動機づけ」とよく訳されます。

モチベーション（motivation）とは、「やる気」「意欲」「動機」などの意味で用いられる表現。主に「行動を起こす契機となる刺激や意欲」といったニュアンスで用いられる。
よく「モチベ」と略される。「特にやる気もないし必要に駆られているわけでもない」というような状況を指して「モチベーションがない」と表現したりする。

Weblio辞書より

『動機づけ』とは、ある行動が続けられるような心理的な理由のことです。

例をもとに解説していきます！

ぽてと

具体例：『目標』と『行動』を分解

上記の例の場合、「お金をたくさん稼ぎたい」という思いが強ければ強いほど仕事に取り組む姿勢が変わってきますよね。

逆に、目標が何もなければ仕事に一生懸命になる理由もなくなります。

このように「何かを求める欲求」の強さがモチベーションに大きく関わってきます。

人間の欲求を知ることがモチベーション理解につながる

つまり、人間の欲求を知ることがモチベーションを理解することへの一番の近道となります。

これは交友関係、ビジネス、すべてにおいて共通です。

これらはすべて「欲求」に基づく行動ですよね。

一番欲しているときに求めているもの与えることがモチベーションへの一番の近道です！

人間の欲求は70種類【心理学者マレー】

本章では、本題であるマレーの提唱している『70種類の人間の欲求』を紹介します。

人間の欲求とは、どんなものがあるのか調べていくと必ずたどりつく心理学者の1人がヘンリー・マレー氏です。

マレーは人間の欲求を「臓器発生的欲求の11種類」と「心理発生的欲求の28種類」計39種類のリストに分けました。

そして、日本の心理学者である荻野七重氏と斎藤勇氏は「心理発生的欲求の28種類」をさらに細分化させて59種類のリストとしました。

上記、合わせて70種類を紹介していきます。

ぽてと

その①：【人間の生理的欲求】11種類

一般的に『生理的欲求』と呼ばれる人間の臓器によって発生する欲求をマレーは『臓器発生的欲求』と名付けました。

人が生きていくうえで必然的に体が求める欲求のことです。

その②：【心理的欲求】28種類

臓器のどの部分から発生するのか把握できない欲求をマレーは『心理的発生欲求』と名付けました。

社会生活や人間関係で発生する欲求のことです。いわゆる心理的欲求です。

その③：【心理的欲求の細分化】59種類【荻野七重と斎藤勇の欲求リスト】

日本の心理学者、荻野七重氏と斎藤勇氏はマレーの心理的欲求をさらい細分化し、59種類としました。

まとめ：人間の欲求を理解することでモチベーションUPにつなげる

モチベーションとは何かを理解するには、人間の欲求を知ることが一番の近道となります。

モチベーション＝「何かを求める欲求」の強さです。

マレーの人間の欲求を参考に、『いま欲しているものは何か？』考えるキッカケにしてみてください！