コミュニケーション

社会人が鍛えるべきコミュニケーション能力4種類【学生との違い】

よくある疑問

  • 社会人としてのコミュニケーション能力って何が求められるの?
  • 高校生、大学生のコミュニケーションとの違いは?
  • 意識して鍛えた方が良いポイントって何?

 

以前の僕自身、はこんな疑問を持っていました。

 

社会人になりたて、または、コミュニケーションがうまくいかない方はこんな疑問を持っていると思います。

 

結論、社会人と学生では求められるコミュニケーション能力はまったく違います。

 

本記事では、社会人が意識して鍛えるべきコミュニケーション能力を4種類に分けてわかりやすく解説します!

 

この記事の信頼性

この記事を書いている僕は、本業は東証プライム上場企業の管理職を務めています。

  • 上場企業の管理職
  • 200名以上の従業員マネジメント経験
  • 現在はIT企画部門
  • 10億円以上のプロジェクト担当
  • 経営層に向けたプレゼンが日常業務

業務はこんな感じです!

(Twitter:@logithin_labo

ぽてと

 

社会人が鍛えるべきコミュニケーション能力【4種類】

結論、以下の4つをおさえましょう!

 

コミュ力を4種類に分解

 

コミュニケーション能力は大きく分けると『言語能力』と『非言語能力』の2つに分けられます。

 

それをさらに分解すると上記の4点となります。

結論、この4つをおさえましょう!

 

その①:言語化能力の「伝える力」

  • 言葉にする力
  • 頭の中で考えていることを言葉に変換できる能力
  • 表現能力

 

多くの人が言語能力の「伝える力」に課題を感じていることが多いと思います。

言語化能力を鍛えるには多くの方法がありますが、

代表的には「ロジカルシンキング(=論理的思考)」などが挙げられますので参考にすると良いと思います。

 

以下の記事では詳しく解説しています。

ぽてと

 

 

その②:言語化能力の「聴く力」

  • 相手の伝えたいことをしっかり聴く
  • 話をさえぎったりせず最後まで聴く
  • 相手の言いたいことを理解する

 

相手の言っていることだけでは理解できないときは『適切な質問』をすることで理解を深める、といった作業も重要です。

 

実は、多くの人がこの「聴く力」を軽視しています。

 

  • こちらが喋っているのに話をさえぎってくる
  • 革新的なことを言おうとして否定から入ってしまう
  • 何か良いアドバイスしなきゃと思って口数が多くなる

 

まさに昔の自分はこうだったな・・・と思います。

何かを言うことに意識を向けすぎず、まずは聴き上手になることを意識するのもコミュニケーション能力を鍛えるポイントです。

 

統計上の根拠

実際に東証一部上場企業の人事担当者へ向けたアンケート結果では、

社員のコミュニケーション能力は『聴く力を求めている』という意見が8割以上占めているという結果もあります。

 

8割の人に重視される傾聴力の高め方5つのテクニック

 

その③:非言語化能力の「伝える力」

  • 表情、身振り手振り、声のトーン
  • 話しやすい雰囲気づくり
  • 視線や相槌

 

相手にしっかりと話を聴いていることをわかってもらう態度や視線、リアクションの表現を行う能力です。

 

「バックトラッキング(オウム返し)」「ミラーリング(表情を合わせる)」など様々なテクニックがあります。

 

以下の記事で解説しています!

ぽてと
【即実践可能】コミュニケーション能力を高める【3つのテクニック】

続きを見る

 

その④:非言語化能力の「読み解く力」

  • 相手の本当の思いをくみ取る
  • 言葉の裏側を読む
  • 空気を読む

 

言い換えると『空気を読む力』です。読み解く力を鍛えるには経験値が必要です。

 

ここまで解説している『伝える力・聴く力』の実践経験を積んでいった上で『読み解く力』がついてきます。

 

ビジネス思考法の中でも『コンテキスト思考』という思考法が背景を読み解く力を鍛えられますのでおすすめです。

 

優秀なビジネスパーソンが使う【ビジネス思考法9選】

続きを見る

 

社会人が鍛えるべきコミュニケーション能力とは【学生との違い】

結論、社会人は『結果』が求めらるのが学生との違いです。

 

学生時代のコミュニケーションのゴールは主に「友達をつくる」といったところに集約されますよね。

 

 

なので、「フィーリングが合わない」とか「ダサいから付き合わない」とか自分の感覚ですべて決めることができました。

でも社会人になるとそれは許されません。

 

社会人に求められること

  • 信頼関係を築く
  • 相手の要望を正しく理解するため
  • 相手の反応をみて柔軟に会話をする

 

なにか成果を出して報酬を得るためには、上記のようなことが必要です。

 

例えば、「取引先の人」であれば相手が気に食わないと思ってもそこに

会社対会社の契約が関わっているとあなたの感覚ですべてを決めることができませんよね。

 

「売上」や「契約」を取るためには上記のようなことが求められます。

つまり、学生との違いはゴールが「結果」という点です。

 

社会人が必要なコミュニケーション能力を鍛える【3つの方法】

疑問:実際に鍛えるには具体的に何をすればいいの?

 

本記事では3つ紹介します。

 

それぞれ解説していきます。

ぽてと

 

方法①:コミュ力高い人を観察する

あなたがコミュニケーションが上手だと感じる人を観察してみましょう。

 

例えば

  • 話しているときの姿勢や身振り、手振り
  • 話しているときのトーンや口調
  • どんな話題が良かったかメモする
  • メールや電話での伝え方、内容
  • 話しかけるタイミング

 

上記のように、まわりから好印象なのには理由があるはずです。

 

あなた自身が一目置く人がどのようなコミュニケーションをしているか意識的に観察してみましょう。

 

方法②:テーマを決めて実践する

『いや、観察して身につくならとっくにできてるよ』

 

上記のように思う方は、実践あるのみです!

 

例えば

  • 今週は「相手の話を否定せず聞く!」と決めて実践する
  • 今週は1日最低10回Aさんに話しかける
  • 1人の人と長い時間話すではなく、10人と話す

 

上記のように行動に一貫性をもってひたすら実戦しましょう!

 

僕自身も行動が伴わないと身につかない性分でして

実際に上記のようなことをやってました。

興味のない話でついていくために、スマホ片手にググりながら会話に参加してたりしましたね。

 

方法③:本で学ぶ

最もイメージしやすいのが本で学ぶことです。

 

コミュニケーション能力に関する本は多くの本が出版されています!

 

例えば

  • 人間の心理を学ぶ
  • 信頼関係のつくり方
  • 人の心を動かす方法
  • コミュニケーションスキル

 

こんな切り口や内容で多くの本があります。

 

コミュニケーション能力に関するおすすめの本は以下の記事で紹介しています!

ぽてと
コミュニケーション能力を鍛えるおすすめ本20選【選び方も解説】

続きを見る

 

まとめ:社会人が鍛えるべきコミュニケーション能力4種類

最後におさらいです。

 

社会人にも求められるコミュニケーション能力の学生との大きな違いは「結果」を求められることです。

 

コミュニケーション能力は以下の4種類に分けられます。

 

コミュ力を4種類に分解

 

社会人と学生では求められるコミュニケーション能力はまったく違います。

 

要点をおさえて行動にうつしてみてくださいね。

ぽてと

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