よくある疑問
- アイデアを発想するフレームワークを複数知りたい
- 使い方や活用例を知りたい
- コツもあれば教えてほしい
「アイデアを生み出す発想力が欲しい」
「アイデアを想像する力はどう鍛えればいいの?」
上記のような悩みを解決するために
本記事では、アイデアの発想に使えるフレームワーク5種類を紹介、解説していきます。
こんな方におすすめ
- アイデアの発想方法がわからない人
- フレームワークを勉強したい人
- アイデア発想力を鍛えたい人
この記事の信頼性
この記事を書いている僕は、本業は東証プライム上場企業の管理職を務めています。
- 上場企業の管理職
- 200名以上の従業員マネジメント経験
- 現在はIT企画部門
- 10億円以上のプロジェクト担当
- 経営層に向けたプレゼンが日常業務
業務はこんな感じです。
フレームワークを使うことは、通常業務で必須レベルです。
(Twitter:@logithin_labo)
本記事で紹介するフレームワークは以下の通りです。
それでは詳しく解説していきます。
使い方 | フレームワーク | |
アイデアを発想する フレームワーク | 1 | ブレインライティング |
2 | マンダラート | |
3 | 形態分析法 | |
4 | シナリオグラフ | |
5 | オズボーンのチェックリスト |
タップできる目次
アイデアを生み出す2つのポイント
はじめに、フレームワークを紹介する前の前提知識です。
アイデアを生み出すのは以下の2つの工程があります。
- 発散:情報をインプット、理解、分解し自由に広げる
- 収束:発散したアイデアを整理、分類、結合して活用できる形にする
本記事で紹介するフレームワークは、上記の発散の工程で使用するフレームワークが主となっています。
その①:ブレインライティング
ブレインライティングとは、他者のアイデアをヒントに発想を広げるフレームワークです。
テーマを決めて、回覧板のようにシートをまわしながら、前の人のアイデアをヒントに発想を広げていきます。
上図を例にすると
- テーマ:これまでにないテーマパークを考える
- メンバー①:無料で利用できる
↓次の人にまわす - メンバー②:10回利用したら1回無料になる
↓次の人にまわす - メンバー③:友達紹介で無料で遊べる
上記のように進めることで、議論に参加しているメンバーそれぞれの視点でアイデアを量産することができ、
戦略や戦術を考えるための「起点」となるようなアイデアを生み出していくことができます。
思考のコツ
- 誰を巻き込むと最も効果的か?
- テーマに関連する主要なキーワードは?
- 遊び心を加えるなら?
上記のような思考をしていくと、よりアイデアの発想を加速させることができます。
その②:マンダラート
マンダラートとは、キーワードの連想によってアイデアを広げるフレームワークです。
発想を広げたい対象キーワードのまわり8マスに、対象キーワードにまつわる関連キーワードを整理し
さらにそれをひろげ、計81マスにキーワードをひろげていくことでイメージを深めていきます。
マンダラートを活用している有名な例として、メジャーリーガーの大谷翔平選手の例があります。
大谷選手は高校時代に、自身の目標をマンダラートで整理していたそうです。
マンダラートで人生の目標を考える方法を解説【具体例:大谷翔平】で解説していますので、興味のある方はご覧ください!
思考のコツ
- これまで考えていなかった側面はあるか?
- 別の人ならどんなことを書くか?
- 名詞だけで書いてみると?
上記のような思考をしていくと、よりキーワードの連想がしやすくなります。
その③:形態分析法
形態分析法とは、テーマを変数にしてアイデアを発想していくフレームワークです。
テーマに設定した対象が構成される要素が何なのかを想像していきます。
上図の例で考えると
おしゃれな雰囲気ってどんなものがある?
- 開放的
- カフェのようなBGMが流れている
- 古本屋のような好奇心を刺激する
では、それがある場所は?
- 駅周辺
- 僻地
- 商店街
上記のように、要素ごとに変数化して想像を膨らませていきます。
さらに「開放的×駅周辺」だとどんな感じだろう?
といったように、変数を組み合わせることで1つのアイデアにしていくことも可能です。
思考のコツ
- 変数の組み合わせを変えてみるとどうなる?
- モヤモヤを感じるキーワードはあるか?
- 要素をもっと具体的にしてみると?
上記のような思考をしていくと、よりアイデアが深まっていきます。
その④:シナリオグラフ
シナリオグラフとは、物語を考えることでアイデアを広げるフレームワークです。
上図の例で言うと「誰が・何を・どこで・何をする」という項目を変数として発想を広げています。
各変数ごとに発想した要素を組み合わせることで、シーンがイメージできるようになり
アイデアが広がっていきます。
思考のコツ
- 既存の商品はどんな組み合わせになっている?
- インパクトが大きい変数はどれか?
- 想像したことがないキーワードはあるか?
上記のような思考をしていくと、発想が広がっていきます。
その⑤:オズボーンのチェックリスト
オズボーンのチェックリストとは、9つの問を用いて新たな視点を得るフレームワークです。
- 転用してみたらどうか?
- 応用してみたらどうか?
- 変更してみたらどうか?
- 拡大してみたらどうか?
- 縮小してみたらどうか?
- 代用してみたらどうか?
- 置き換えてみたらどうか?
- 逆転させてみたらどうか?
- 結合してみたらどうか?
上記の問を用いて理解を深めたり、アイデアを広げていきます。
1つのアイデアも、9つの問の中で発展する可能性もあります。
思考のコツ
- 既存のアイデアには思考の余地がどれくらいあるか?
- 自分はどのタイプの考え方をすることが多いか?
- 逆に、あまり考えたことがないタイプはあるか?
上記のような思考をしていくと、よりアイデアが発展していきます。
まとめ
最後に本記事のおさらいです。
使い方 | フレームワーク | |
アイデアを発想する フレームワーク | 1 | ブレインライティング |
2 | マンダラート | |
3 | 形態分析法 | |
4 | シナリオグラフ | |
5 | オズボーンのチェックリスト |
本記事では、アイデアの発想に使えるフレームワーク5種類を紹介、解説していきます。
「アイデアを生み出す発想力が欲しい」
「アイデアを想像する力はどう鍛えればいいの?」
上記のような悩みをもっている人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
上記を頭に入れて、アイデアの発想にチャレンジしてみてくださいね!
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また、その他のフレームワークについても「ロジカルシンキングのフレームワーク85種類【85枚の図解で解説】」で解説しています。