ロジカルシンキング

【知らなくて後悔】中学生でも使えるロジカルシンキング【例題あり】

よくある疑問

  • ロジカルシンキングって中学生にも必要?
  • ビジネスパーソンが使いものでしょ?
  • ロジカルシンキングは勉強にも役立つ?

 

僕は中学生のころ、ロジカルシンキングなんて知りませんでした。

でも、もっとはやく知っておけば良かったと今は思っています。

 

ロジカルシンキングは「考える力」を養い、社会に出て差がつく重要なスキルだからです。

本記事では、中学生でも有効活用できるロジカルシンキングについて解説します。

 

簡単な例題もあるので、ゲーム感覚で読んでいただくことも可能です。

 

こんな方におすすめ

  • ロジカルシンキングを学びたい中学生
  • 中学生の子供にロジカルシンキング学ばせた方が良いか迷っている親御さん
  • ロジカルシンキングを中学生に学ばせるメリットを知りたい人

 

この記事の信頼性

この記事を書いている僕は、本業は東証プライム上場企業の管理職を務めています。

  • 上場企業の管理職
  • 200名以上の従業員マネジメント経験
  • 現在はIT企画部門
  • 10億円以上のプロジェクト担当
  • 経営層に向けたプレゼンが日常業務

業務はこんな感じです。

社会人になってからロジカルシンキングを勉強してたら

いつしか通常業務になってました。

(Twitter:@logithin_labo

ぽてと

 

【前提知識】ロジカルシンキングとは?

ロジカルシンキングとは、簡単に言うと「考える力」のことです。

一貫して筋が通っている考え方、あるいは、説明の仕方のことです。

 

和訳すると

  • ロジカルシンキング=論理的思考

 

社会に出たら求められる【3つの能力】

疑問:ロジカルシンキングはなぜ必要なの?

結論、論理的に考えないと課題解決ができないからです。

 

社会に出たら「仕事=課題解決の連続」です。

具体的には以下の3つの能力が求められます。

 

  1. 課題解決能力
  2. 効率化能力
  3. コミュニケーション能力

 

上記のような能力を高めていくにはロジカルシンキング、つまり論理的思考が必要です。

 

3つの能力の具体例

もう少し具体的に説明します。

 

  • 課題解決能力:お客の悩みを解決する製品をつくる
  • 効率化能力:いまできることをいまよりも短い時間でできるようにする
  • コミュニケーション能力:自分が考えていることを他人に正しく伝える

 

上記のような感じです。

この3つの能力が社会に出ると必ず求めれます。

 

そして、この3つの能力を鍛える基盤になるのがロジカルシンキングです。

 

中学生がロジカルシンキングを学ぶべき【3つのメリット】

疑問:ロジカルシンキングが社会に出て必要なのはわかったけど、中学生に必要な理由は?

結論、中学生がロジカルシンキングを学ぶべき3つのメリットが以下です。

 

  1. 自分で考える力が身につく
  2. 自分で判断する力が身につく
  3. 自分で表現する力が身につく

 

そもそも「ロジカルシンキングなんて学校で教わらなかったし」と思っている方も多いと思います。

 

たしかにロジカルシンキングという名目では、教わってきていないのですが、

学校教育の中で日々勉強してきた本質は、「考える力」を養うためです。

 

【根拠】ロジカルシンキングが思考力・判断力・表現力を育てる

平成26年に文部科学書が発表した「学習指導要領の解説」では、

「知識・技能」と「思考力・判断力・表現力」のバランスを重視することが大事と定義されています。

 

小学校学習指導要領

 

中学生がロジカルシンキングを使う場面

例:成績を上げるためにはどうすればいいか?

  • 考える力:どの教科を重点的に勉強すべきか?と課題に気づく
  • 判断する力:限られた時間を有効に使って勉強すべきは「数学だ」
  • 表現する力:1日2時間は数学の勉強、と行動に移す

 

成績を上げたくても「ただがむしゃらに勉強する」だけでは効果は薄いです。

自分の課題を理屈で理解し、最も効果のある行動は何かを論理的に考える必要がありますよね。

 

上記のように自分で考え、判断し、行動に移す力を身につけるためには論理的な思考が必要です。

 

論理思考は社会に出て武器になる

前述は勉強の例で出してきましたが、部活動であったり、友達との人間関係であっても同様です。

 

  • 課題をみつけ
  • 何をすべきか判断し
  • 効果のある行動に移す

 

上記のように自分で考えて行動する経験と思考力を中学生のうちにしておくことは、社会に出て重要な武器になります。

 

中学生向けロジカルシンキング【簡単な例題3問を紹介】

疑問:重要さはわかったけど、どうやって身につければいいの?

結論、例題を使いつつ、フレームワークというロジカルシンキングの枠組みを学んでいきましょう。

 

 

まずは問題の解き方を知る

いきなり問題を解くのではなく、まずは問題の解き方を学びましょう。

 

例えば「10個のリンゴを5人で分けなさい」と言われたとき

頭の中に「10÷5=2」という式が浮かびますよね。

 

公式を知っていれば、問題を解くための時間を短縮することができます。

ロジカルシンキングにも公式のようなものが存在します。それがフレームワークです。

 

フレームワークを知っていれば問題を解く時間を短縮することができます。

 

本章では、フレームワークを例題を出しつつ解説していきます。

ぽてと

 

中学生向け例題①:ロジックツリー

ロジカルシンキングと言えば!と言えるほどよく出てくるロジックツリーを紹介します。

 

中学生向けロジカルシンキングの例題

モテたい男子のよくある悩み「痩せたい」をロジックツリーを使ってロジカルシンキング。

体重を5キロ減らす策について感がてみましょう。

 

現実的な痩せ方を考えてみましょう。

 

 

以下はロジックツリーの参考記事です。

ぽてと

 

 

中学生向け例題②:マトリクス図

超簡単だけど、めっちゃ使える「マトリクス図」を紹介します。

 

中学生向けロジカルシンキングの例題

効率的な勉強方法をマトリクス図を使って考えてみる。

 

例として、効率的、かつ、効果的な勉強方法を考えてみましょう。

 

 

以下はマトリクス図の参考記事です。

ぽてと

 

 

中学生向け例題③:ベン図

複数の要素の被りを整理できる「ベン図」を紹介します。

 

中学生向けロジカルシンキングの例題

通学経路のアンケートを取ってみる。

 

例えば数学の問題とかで、頭が混乱してきたときとか、ごちゃっとなった事柄を整理するのに使えるのがベン図です。

 

 

以下はベン図の参考記事です。

ぽてと

 

 

補足:例題選びの注意点

ロジカルシンキング 例題で検索すると以下のような数学的な問題がよくヒットしますが

こういった問題はあまり意味がないです。

 

なぜなら、ロジカルシンキングができない人は「多くの選択肢から絞れず思考停止してしまう」など考えが整理できないから悩んでいるからです。

 

1つの答えを導き出すような問題に意味はなく、多くの選択肢から自分の考えを整理して提示するような練習をした方が良いです。

男性は車を運転して家から隣町までの距離を往復しました。
行きは時速40kmで運転し、帰りは道が空いていたので時速60kmで運転しました。
この場合の車の平均の速さは時速何㎞でしょうか。

 

もう少し例題をまとめた以下の記事も参考にしてみてください。

ぽてと

 

 

まとめ:ロジカルシンキングは中学生でも学ぶ価値あり

最後に少しおさらいしつつ、まとめです!

 

中学生向けのロジカルシンキング

  • 中学生教育で「思考力・判断力・表現力」を養うことが重視されています
  • ロジカルシンキングは上記3つの力を養います
  • ロジカルシンキングを効率的に学ぶにはフレームワークを学ぼう
  • 例題で利用場面を想像しつつ学ぶ方法がおすすめです

 

少しでも参考になれば嬉しいです。

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